夢のその後・・・

高校教師、サッカースクールコーチ、サッカー審判員、スポーツトレーナー、鍼灸師、フットサル場運営スタッフ、テレビ解説者、雑誌編集者、新聞記者。さらには生命保険会社営業、不動産屋、ウェブプランナー、引っ越し屋、大道具制作、焼き肉屋店主……。
さてこれらの職業に共通するものは!?
正解は元Jリーガーの再就職先。それでもほんの一部です。
生命保険会社が実施した調査で「男の子のなりたい職業ナンバーワン」だったプロサッカー選手。
だが、現役引退の平均年齢は「25.3歳」で、ピッチで注目を浴びる期間は、人生に比べると残酷なほど短く、その後はみんな何か別の職業に就いているとの事。
引退平均年齢「25.3歳」と書きましたが、実際一番引退の多い年齢は「21歳」だそうです。
現役で大学に入学した人達がそろそろ就職を考えようと、なんとなく就職課を訪れようとする時に、彼らはなんの前触れもなく社会に放り出されるわけです。
先日、夕刊にて「元Jリーガー司法試験パス 2度目の挑戦で”ゴール”」なんて、ちょっとうまい記事を見つけました。
合格したのは、ガンバなどで選手としてプレーした八十裕収治さん、36歳。
このような例はまだまだ少ないのではないでしょうか。
プロ選手の華やかな部分だけでなく、その「引退後」を伝えていくことも指導者の責任ではなかろうかと思います。
八十さんのコメント
「机に向う単調なことの繰り返しで本当につらかった。うれしいと言うより、ほっとした」とのこと。
畠山さんにも早くほっとできる日が来る事を祈ります☆