W杯プレーオフ第2戦「トルコ vs スイス」

遅れ馳せながらビデオで見ました。
第1戦は2−0でスイスが勝利。ホームに帰ってきたトルコはまずは2点を返し、条件をイーブンに持って行きたいところ・・・だったのですが、開始そうそうの37秒、元浦和のアルパイがペナルティーエリア内でハンド。まさかのPKでトータルスコア3−0に。
しかも、アウェーゴールと言う事で、この時点でトルコは4点取り返さないとW杯出場はなくなりました。
絶望的と思われましたが、しかしそれでもホームチーム。前半で2点を取り返し、後半さらに1得点。
トータルスコア3−3。次の1点を取ったチームの勝利と言うところまできましたが、トルコは自分たちのミスからさらに1失点。
その後トルコが1点取り返しましたが、トータルスコア4−4、アウェーゴールの差でスイスがW杯出場を決めました。
最初のハンドを誘い出した攻撃に象徴されるように、見ていて楽しいのはスイスでしたが、トルコにもW杯をかけた戦いという迫力を感じ、最後まで楽しめました。
と言うか、最後の最後は楽しめませんでした。
試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、スイスの選手は一目散でロッカールームへ走り出しました。
そのスイス選手達をトルコ選手が追いかける。国際映像ではそこまでで、その後何が起きたのかわからなかったのですが、後味は非常に悪かったです。
実はその後、ロッカールームへ続く通路で両チームの乱闘劇が発生。スイスの選手が内臓出血で病院に運ばれると言う事態が起こっていたとの事。
国際試合の厳しさとは意味が違うように思います。良い試合だっただけに残念です。
サッカーは紳士のスポーツ。
世界のトッププレーヤーは、すべての子供の憧れである特別な存在だと言う事を、自覚し行動してくれるよう切に願います。