恋は盲目

そんな言葉が服を着て歩いてる。まさにそれが自分です。
灯台、もとくらし。えっ、電気もついてないじゃん!もとも先も暗し暗し」といった具合に、恋をすると真っ暗です。
相手を想って、相手のために・・・。それらが過度に繰り広げられ、いつのまにか相手を傷つけていることに気がつかず。
傷ついていた事を別れ際に言われますと、それを償う事すら出来ません(T_T)。
それでも毎回同じ過ちを犯します。
おかげで「FIFA 恋の失敗を糧にしない選手」、最優秀選手賞およびベストイレブンには毎年選出されています。
しかし、最近読んだ本の中に、素敵な事実を発見しました。

  • 愛が人間を盲目するというが、それが単なるレトリックではないということは、最近の脳科学の知見からも裏付けられている。「熱烈な恋愛中」の若者を自己申告で募集し、恋人の写真と、同じくらいの期間知っている友人の写真を見せる。その時の脳活動を機能的磁気共鳴映像法(fMRI)で計測し、比較した研究がある。その結果、興味深い事実が明らかになった。恋人の写真を見ている時に、恋愛感情にかかわる脳の情動系の活動が上昇していることは、予想通りだった。意外だったのは、脳の別の部位の活動が低下していたことである。その部位とは、相手を社会的文脈において批判的に評価する際に用いられる前頭葉の領域であった。

よかった、脳科学的には正常です。
ミスチルだって「僕らの音」の中でこう歌います。

  • ・・・だけど 君の事となると途端に分からなくなる 恋するだけの阿呆になる ただ ただ ただ 胸が苦しくなる ・・・

桜井さんがこう歌うくらいですから、恋ってヤツはたいへんなものです。
でも、出来れば相手をしっかり見つめて、好きな人を傷つけずにいたいものです。
恋によって低下する前頭葉、なんとか鍛えられないものでしょうか。