大学選手権 2回戦「慶應大学 vs 早稲田大学」

見ました(ビデオにて)。
サッカー以外のスポーツを見るときは、そのスポーツの技術的な事、戦術的な事、下手をするとルールすらわからない事もあるので、そう言った事を知らなくても感じられる流れとか試合を決定付けた瞬間(キーマン)などに注目し観戦するようにしています。
カッコ良く言うとゲームを読むトレーニングです。が・・・いつも外してばかりです (*_*) 。
このカード、11月23日の早慶戦では54-0で早稲田が快勝。
打倒ワセダを目標に掲げた慶應・松永監督がこの1ヶ月でどの様にチームを仕上げてきたのか!?
結果は・・・26-8で早稲田が勝利。
それでも早稲田の得点、トライ数4は今期最低。後半だけで考えるとスコアも5-5で、内容も気迫で勝る慶應の攻撃を早稲田がなんとかしのいだと言った感じでした。
タイガー軍団復活の予感です。
それでもきっちり勝利を収めるのが早稲田。
横綱の戦い方とでも言うのでしょうか。ミスを逃さず、きちんと得点を重ねて行く感じはさすがですね。
以前、雑誌「プレジデント」のインタビュー記事の中で将棋の羽生さんが、タイトル獲得数歴代一位の大山康晴名人について、こんなことを言っていました。

  • 大山先生は、相手も自分もミスすることを前提に指し手を組み立てておられました。今の形勢が悪いのは、相手がまだミスをしていないからで、ミスをするとわかっていれば別に悪くないわけです。でも、今、目の前で悪い局面が展開している最中に、そういうふうに考えるのはなかなか難しいんです。指し手を読んでるというよりも相手を読んでいたんです。この人は今、どういうことを考えて、どういう手を考えて、どういう手をやられては嫌か、といった観察眼が天才的に優れていた人だとおもいます。大山先生は盤上ではなく人間を常に見ていたのだと思います。

今の早稲田、特に監督の清宮さんからこのような感じをうけるのは私だけでしょうか。
色々なスポーツ、ゲーム、対局!?をみて、これからも磨いて行きたいと思います、ゲーム感。