弱点をさらけ出したら

梅田さん、茂木さんの「フューチャリスト宣言」(筑摩書房)の中でのお話。
茂木さんが横浜国立大学で特別授業をしたときのお話だそうです。

  • ・・・他人にぜったいバレたくない一番の弱点のところって、乗り越えたいと思いません?そのときに何が起こるかというと、強化学習の理論によれば、自分の弱点を乗り越えるというのは苦しいことで、そのためには厳しい通過儀礼が必要になるのだけども、もし乗り越えることに成功したら、それだけで大量のドーパミンの放出がある。苦しいことやりきった後のうれしさって格別だよね。ということは、強化のメカニズムが非常につよく働く。最初から出来る人というのは、それをきれにこなして終わりになっちゃうんだけど、苦手だったことをやる人というのは、すごく嬉しいわけ。だからこそやっているうちにオーバーシュートして、むしろ普通の人よりもはるかに上手くなるということがよくある。だから、苦手な場合の方が、そこにちゃんと向かい合って鍛えれば、自分のメシの種になる可能性があるかもしれないわけです。とにかく学生時代は、思いっきり不安になってください。僕自身、学生時代はもちろん、三年前だって、いまみたいなライフスタイルになっているなんて全然思っていなかった。なって初めて「俺はそういう人間だったんだ」とわかることって、世の中にいっぱいあります。いろいろ積み残したことはありますが、でも言いたかったことは、弱点がチャンスだということ、コンプレックスがチャンスだということ。それだけわかってもらえたら充分です。いまは、インターネットをはじめ、自分をさらけ出して鍛えるためのツールはたくさんあります。自分の欠点を恐れず、偶有性の海に飛び込むことで未来を開くことができるのです。

僕の弱点は数あれど、特に苦手なのが英語・・・です。
ただでさえ苦手な外国語なのに、今はフランス語君がどっしりのしかかります。
けど、乗り越えたい。
来月はレッスンってヤツにも通おうと思います。
乗り越えたい。
茂木さんのこのお話に出会い、さらにやる気が出ました。単純です。
が、乗り越えてやろうと思います。
単純でも何でもいいから、乗り越えてやろうと、この弱点を思いっきりさらけ出してやろうと思います。