vendredi

kozakura142006-11-24

おはようございます。
昨日は、大田区六郷河川敷グランドにてNIKEカップの三戦目。
これは昨日じゅんぺいさんと話してもお互い納得ができ、昔、監督と話したときも、一致した一つの思いなのですが、僕らコーチには「負けてもいい試合はひとつもなく、どんな試合も勝ちにいっている」と言うこと。
あわせて僕はこうとも思います。
「子ども達にとって、必ず勝たなければいけない試合など一つもない」と言うこと。
僕達にとっても、子ども達にとっても、勝利というものはとても気持ちのいいもの。
だからといって、そのために大切なこと(子ども達一人ひとりを上手にすること)を犠牲にしてはいけません。
けれど、勝つことから学ぶこともある。その逆に、負けることから学ぶことも大いにある。
僕はそれぞれの体験を、タイミングを考慮し効果的に与えてあげることがとても大切だと思っています。
今の中学一年生は、去年と違い一年生だけで試合をすると言うことが全くないまま今回の1年生大会(NIKEカップ)に突入していました。
4月の入部から、僕は伝えてきたことに迷いはなかったですし、みんなもそれに対し良くついてきてくれていました。
とっても地味な作業にもかかわらず。
けど、「これまで自分たちがやってきたことが、グランドの上でどう表現できるのか?」
それを試される場が、僕にとってはまだまだ早いかなという、この時期にやってきてしまいました。
初戦は0−6。二戦目は0−5。
「本当に大丈夫!?」
子ども達の中に、そんな気持ちが芽生え始めてもおかしくない状況。
僕自身にいくら迷いがなくても、連続大敗という事実は子ども達に大きくのしかかります。
そんな気持ちのまま、第三戦の昨日。
テスト中にもかかわらず、参加してくれたみんな。「勝ちたい」を含めたサッカーにかける気持ちがとても伝わってきました。
けど、前半はそんな気持ちが空回り。
得点を急ぐようなプレー、余計なファール・・・。
ハーフタイム、じゅんぺいさんと僕の思いが上手に伝わってくれたのか、後半はうちが目指すサッカーに近づき、そして先制。しかし、すぐに1点を返され試合は振り出しに。
いわゆる、勢いは俄然相手チームにって状況です。
みんながこれからどうなるか!?
見守るしかない状況になった僕の心配をあざ笑うかのように、逆転のゴールが相手ネットを揺らしました。
レッドカードが出てもおかしくないようなファールがイエローで済んだ等、いろいろなラッキーは重なりましたが、彼らは自らで勝利を手に入れました。これまでの自分の努力に大きなOKを出すように。
「子ども達にとって、必ず勝たなければいけない試合など一つもない」
けど、
「勝つことが大切なタイミングもある」
とも思います。
昨日の勝利は、みんなにとって、とってもいいタイミングだったのではないかと思います。
久々に自分のチームの事を書いてしまいました。やっぱり恥ずかしいですね。
でも、書いちゃいました。
なぜか。
それは、僕にとってもとっても嬉しかったからです、昨日の勝利が。
写真はその試合会場へ向う土手沿い。野球場多すぎ警報発令中〜。