「野洲スタイル」山本 佳司(角川書店)

読みました。

  • 人口5万の地方都市、定員割れが続く滋賀県野洲高校。その弱小サッカー部に新しい風を吹き込んで、9年かかって全国制覇に導いた指導の秘訣とは? 山本佳司監督の世界を見据えた型破りサッカー育成論。

選手権観戦前に、一応、という感じで読みました。
「確認」・・・ですね。
心に残るのはこの言葉。

  • 指導者というのは、自分のサッカー観や指導理念について、選手を介して会話するということがある。岩谷さん*1が育てた選手との出会いが、僕と岩谷さんの絆を深めることになった。

いい言葉だと思います。

  • 選手を介して会話する。

今僕が行っていることは、いい意味でも悪い意味でも、接している選手達が表してくれる。
選手達の今が、僕のすべて。
だから、言い訳は出来ないし、その選手達の行動、言動をかみしめるたびに、厳しさを突きつけられ、辛い思いもするし、逆に嬉しい思いも出来たりもします。
けど、やはりそれが僕のすべて。。。

*1: セゾンFC(ジュニアユースクラブ)の代表者 ここを卒業した選手達の多くが野洲高校