「トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか」ケビン・メイニー(プレジデント社)

『ビジョナリー・カンパニー』ジム・コリンズ絶賛!
ダニエル・ピンク、トム・ケリー、ケン・ブランチャードらから続々賞賛の声!

■ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト』著者
「クロックスのシューズ、キンドル、そしてオジー・オズボーンから新聞業界・・・・・・。メイニーの紹介する成功物語も参考になるが、さらに役に立つのは大失敗事例から得られる教訓だ。それを読むだけでもこの本を買う価値はある」

■トム・ケリー 『発想する会社!』著者
「ビジネスにおけるジレンマを克服し、長期的成功に会社を導くための、古今のケーススタディが詰まったガイドブック。勝つ戦略をいかに選ぶかについての直球トークだ」

■ケン・ブランチャード『1分間マネジャー』著者
「本書は上質と手軽の間の綱引きが商品、ブランド、企業の命運を握っているということを示している。各企業の戦略をこれまでにない視点で斬った、新鮮で、わくわくするような一冊」

  • 大成功して大失敗した商品、大成功しそうでしなかった商品、明暗を分けるのは<愛されるか><必要とされるか>どちらかを選ぶ勇気だ!

企業の成功、失敗を上質(愛される)か、手軽(必要とされる)という視点から見て、様々な見解を述べている本書。
今までとはまた違った見方だったので、とても楽しめました。

上質=経験+オーラ+個性
本書でいう上質さとは、「価格」ではなく「経験」にまつわるコンセプトなのだが、
通常は、上質な経験には上乗せ価格がともなうのも事実である。

そしてこんなお話も。

  • 上質と手軽の天秤は個人にも当てはまる。上質あるいは手軽のどちらかひとつを目指すのが最も望ましい戦略なのである。

う〜ん、そうなんですね。
自分がどちらを目指すべきか。
人生の大きな選択を迫られているようで、ドキッとしてしましました。