lundi

kozakura142012-10-15

皆様こんにちは。
ブリュッセル「お楽しみの夕食、ベルギー料理たっぷり堪能」編で〜す。
美味しいレストランを見つけるのは地元の人に聞くのが一番っ!ということで、宿泊先ホテルの受付・ムッシュ〜に尋ねてみると、すぐにその日に開いているレストランを3つ教えてくださいました。
その3件をしっかり現地リサーチし(お店の中をガラス越しに凝視する怪しい二人)、その中から店員さんの感じよさそうでかつ、ザ・ベルギー料理を味わえそうなお店「AU ARMES DE BRUXELLES(http://www.auxarmesdebruxelles.com/fr/)」に決定。
変な客引きの多い食い倒れ通りにあるので、そこにたどりつくまでに片言の日本語をいくつか聞きながらの行程になりますが、ランチからディナーまでノンストップで営業しているということは、日本人にはうれしいかもです。
さて、私たちが注文したのはこちらの二品。
まずは「ワーテルゾーイ」という野菜のクリーム煮。
ベルギー・ゲントという都市の名物料理だそうです。
普通は鶏肉と一緒に煮込んであるようですが、鶏肉の代わりに北海産の魚介類を使ったバージョンもあり、私たちが注文したのは鶏肉の代わりにオマールを使ったもの。

クリーム煮ではありますが、とてもさらっとしており、注文した白ワインとの相性ばっちりでございました。
そしてもう一品は、ベルギーを代表する食材「ムール貝」を使った白ワイン蒸し。


セロリ・玉ねぎのみじん切りが入っており、付けわせはこちらもザ・ベルギーのフリットさん(いわゆるフレンチフライ、フライドポテトの発祥は実はフランスではなくベルギーらしいですよ)。
プリっプリのムール貝、口に入れるとあふれる魚介のう・ま・み。
くぅ〜(≧ω≦)/
わたしの中のムール貝・心のベストテン第一位に躍り出ました。
ベルギーへ行かれた際は、ぜひ味わっていただきたい二品。
美味しいビールとすっきり白ワインも相性ばっちりでございました。

そんなこんなで素敵な夕食の時間を過ごさせていただきました。
また、食事の話題ということで、こちらもあわせてご紹介させていただきます。
蚤の市から少し西に坂を上ると素敵なシーフードレストランがございまして、その軒先で売られていたのがこちら、「カリコル(つぶ貝のスープ)」。

スープ同様、味のあるおばさまとおじさまが丁寧に作っていたカリコル。


おばさまはベルギーのテレビにも紹介されたことがあるそうです。
少し冷えてきた体を、芯から温めてくれたダシのきいたスープ。
ちょっぴり肌寒さを感じていた矢先のブリュッセルで思う、土地にはその土地の知恵が詰まった料理があるものだなと。
その後、二日目の私たちは、もう一度蚤の市に出かけたり、お土産物探しのためチョコレート屋さんをハシゴしたり、ベルギー王立美術館で芸術に触れたりと、初日同様存分にブリュッセルを堪能いたしました。
ここまで駆け足でお届けしてきましたブリュッセル小旅行。
古き良きものをとても大切にしつつも、新しいものを積極的に取り入れる。
アート、モード、チョコ、グルメ、自然、アンティーク・・・。
いろいろなものが混同しているのにもかかわらず感じるバランスの良さ。
「好きだなぁ〜、ベルギー」というのが私たちのシンプルな感想。
自分たちが住んでいるMegeveに雰囲気が似ているというのも理由の一つでしょうか。
皆様の心にはブリュッセル、どのように届きましたでしょうか。
次回はブリュッセル番外編「街にあふれるアート」をお届けします。
それでは皆様も素敵な一日を〜。
では。